センター概要

現在、注射に代わる低侵襲性の薬物投与技術の開発が望まれています。なかでも、塗ったり、貼ったりする経皮吸収技術は、患者の痛みを伴わない次世代型の薬物投与法として注目されています。
本センターでは、経皮吸収法の主流であるマイクロニードルに代わる、新たな経皮吸収投与法を提案し、医療材料の機能設計に関する研究を総合的に推進していきます。
界面化学や材料化学、生物工学などの広範囲な学問を融合した研究を推進し、次世代経皮薬物送達システム開発の国際的な研究拠点としての発展をめざします。

                                      
部門名 部門内容
経皮吸収促進技術 次世代型の低侵襲性の経皮吸収促進技術が期待されることからS/O技術を基盤とする新たな経皮吸収促進材料などの開発を行う。
経皮薬物送達システム実用化研究 次世代の経皮薬物送達技術が期待されている経皮ワクチンおよび経皮吸収促進技術を利用した化粧品開発に関する研究を行う。
国際経皮薬物送達システム 次世代型経皮吸収製剤として、経皮ワクチン遺伝子治療などが考えられており、このような目的を達成するための次世代型の経皮吸収薬物送達技術に関する国際共同研究を実施する。

メンバー

センター長

後藤 雅宏
教授
所属 工学研究院 応用化学部門

経皮吸収促進技術部門

後藤 雅宏
教授
専門分野 工学研究院 応用化学部門
久保田 富生子
助教
専門分野 工学研究院 応用化学部門

経皮薬物送達システム実用化研究部門

神谷 典穂
教授
専門分野 工学研究院 応用化学部門
片山 佳樹
教授
専門分野 工学研究院 応用化学部門
上平 正道
教授
専門分野 工学研究院 化学工学部門
若林 里衣
助教
専門分野 工学研究院 応用化学部門

国際経皮薬物送達システム部門

木戸秋 悟
教授
専門分野 先導物質化学研究所分子集積化学部門
特定プロジェクト教員